みどり日記

神戸と明石の間にある、アロマとハーブのナチュラルサロン”evergreen”
オーナーセラピストが綴る、OFFの時間。
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どこまでも歩いて行けるよ
重い荷物を背負って山を歩く訓練を「ボッカ」とよぶ。

子供が一歳になったときに一升(約2キロ)の餅を背負わす風習がある事を知り、
「一歳の子にとって一升は負担が大きいから無理しないでね」という記述を見た私は、
当日に無理のないように、ムスコには誕生日を前にボッカさせよう!と思い立つ。

さすがに山ではなくて家の中だけど。

クライミング用ザックを先行でプレゼントして、まずは500mlペットボトル1本からスタート。


毎晩の数十分を、このスタイルで過ごしてみたけれど、
結局は2本の1キロまで増やしたところで、
「重たいよー。」とクレームがあり、さっさとボッカ終了。

さて、事前のトレーニング不足のまま迎えた誕生日当日。
「よいしょ。」と何とか立ち上がり、泣きながらもそこそこ歩いてくれました。


先日、知人がちょうど一年違いで赤ちゃんを出産したので見に行かせてもらったのですが、
あまりの小ささに「あら?未熟児で産まれた?」と一瞬思ったほど。
けれど身長を見ると、ムスコが生まれた時とまったく同じ。
こんなに小さかったけ!?

一年前を振り返ってみれば、
超安産だったのに安堵したのも束の間、
胎盤の癒着があり産後すぐに全身麻酔での処置が必要だったので、
一生に一度かもしれないカンガルー抱っこは、立会していたオットに奪われ。


さらには、結局胎盤が取りきれず退院後に大きな病院を紹介されてしまいました。
胎盤は血の通った生きた細胞なので大出血を起こすリスクがあり、
しかも掻き出して済む話ではなく、ガン細胞と同じように放射線治療が必要とか。
当然、治療中の母乳育児は不可。

一方のムスコも尿検査で胆道閉鎖の疑いが見つかり、
再検査でさらに数値が悪化して、エコー検査を受けることに。

ただでさえ、こんな小さな人が突然家にやって来てどうしよう!?
と慌てふためいているというのに、
頻繁な通院に産後ブルーも影響してか、目の前が真っ暗だったのを覚えています。

結局、ムスコの胆道はエコー検査で大丈夫な事がわかり、
私もMRIまで撮ったのですが、癒着部分はなぜか自然消滅していて、
(神様ありがとうございます!)
二人とも事なきを得た頃には、一か月が過ぎていたのでした。

そんな状況ながらも、しがない自営業ゆえ、
産後2週間目からは仕事も再開し、
あまりにもバタバタとスタートを切って、結局そのまま一年走って来たような。

どう考えても、十分な子育てが出来たとは言えないな〜。
それでも、あの小さかった人はこんなに大きく成長して、
しっかり歩けるようになったのだから、赤ちゃんてスゴイ!

これからは、自分の足でどんな所までだって、好きなところへ歩いて行けるね。
 
| まき | ナチュラル子育て | 16:35 | comments(0) | - | - | - |









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